家庭菜園を始めるにあたって、さまざまな資材があります。
すべてを一度に揃える必要はありませんが、最低限あると作業がぐっと楽になる道具があります。
ここでは、私自身が家庭菜園を続ける中で使ってきた、基本的な資材を紹介します。
家庭菜園で使う基本的な資材
ジョウロ
ジョウロは水やりの基本となる道具です。
ホームセンターでは、ポリエチレン製のものが多く販売されています。
ポリエチレン製は軽くて扱いやすい反面、紫外線によって劣化しやすいため、できるだけ日陰に保管する方が長持ちします。
一方、アルミ製のジョウロは価格は高めですが、耐久性が高く、長く使える点がメリットです。
移植ごて(いしょくごて)
移植ごては、苗を植えるときや、雑草を根から掘り取るときに使います。
100円ショップでもオール鉄製のものが販売されていますが、実際に使ってみると、強度が不足していて曲がりやすいものが多い印象です。
長く使うのであれば、ホームセンターで販売されている刃の部分がステンレス製のものがおすすめです。
スコップ
スコップは、土を掘ったり運んだりするときに使います。
大きいスコップの方が深く掘れますが、力があまりない方は小型のものでも十分対応できます。
刃の形状には、先が尖っているものと平たいものがあります。
- 先が尖ったもの:土に入りやすく、掘る作業に向いている
- 平たいもの:土を運ぶ作業や、排水溝の掃除などに向いている
全体が鉄製のものは価格は高めですが、耐久性が高く、長く使えるためおすすめです。
平鍬(ひらぐわ)
平鍬は、刃が平らな長方形の一枚刃で構成された鍬です。
畑の耕作や土寄せ、草取り、ウネ立てなど、幅広い作業に使われます。
備中鍬(びっちゅうぐわ)
備中鍬は、刃が3~4本に分かれた形状の鍬です。
粘土質の土地や、固く締まった土を砕くのに向いています。
爪レーキ
爪レーキは、草を集めるためや、ウネを作る際に土を平らに整えるために使います。
落ち葉集めなどにも重宝する道具です。
支柱
支柱は、野菜の生育を助けるために使います。
用途によって、2mを超える長いものから1m未満の短いものまで、さまざまな長さがあります。
トマト、ナス、ピーマン、オクラなど、背丈が高くなる野菜は、支柱と麻紐などを使って誘引することで、まっすぐ育てることができます。
また、苗を植え付けた直後に、風で倒れたり折れたりしないように支える仮支柱として、短く細い支柱を使うこともあります。
支柱には、紐を結びやすいように表面に凹凸があるものや、一定間隔で節があるものがあります。
ダンポール
ダンポールは、ウネに不織布や防虫ネットなどを被せる際に使う、湾曲した支柱です。
特に、一本の金属製で、自由に曲げたり伸ばしたりできるものを指します。
防虫・防寒対策を行う際に、非常に便利な資材です。
防虫ネット
防虫ネットは、春から秋にかけて、害虫対策としてウネの上に被せて使用します。
また、冬場には防寒や防鳥対策として使うこともできます。
不織布
不織布は、繊維を織らずに作られた資材で、光をうっすら通しながら、水や空気も通します。
種をまいたあとに、保湿・防虫・防寒目的で上に被せて使うほか、冬場の防寒対策にも使用できます。
使用後は洗って、何度か繰り返し使えるため、用途の広い資材です。
初心者が最初に揃えるならこのあたりから
すべての道具を一度に揃える必要はありません。
最初は、以下のような基本的なものがあれば十分です。
- ジョウロ
- 移植ごて
- 小型スコップ
- 支柱
- 防虫ネット、または不織布
家庭菜園は、育てる野菜や栽培スタイルによって必要な道具が変わってきます。
少しずつ経験を積みながら、必要に応じて資材を揃えていくのがおすすめです。

