※この記事は、私が家庭菜園で実践している
液肥の使い方や考え方をまとめた記録です。
ボカシ肥料と併用しながら、主に秋冬の時期に利用しています。
なぜ液肥を使うのか
晩秋から冬にかけては気温が下がります。
そのため、発酵済みのボカシ肥料であっても、微生物が分解して野菜が吸収できる形になるまでには、ある程度時間がかかります。
そこで、より即効性のある肥料として液肥を利用しています。
油粕とコーヒーかすの液肥
私が主に使っている液肥は、油粕とコーヒーかすを使ったものです。
材料と容器
- 4リットルの焼酎の空きボトル
- 油粕
- コーヒーかす
- 水(風呂の残り湯または雨水)
油粕とコーヒーかすの量は、それぞれ5cm程度を目安にしていますが、あまり厳密にはしていません。
作り方と使い方
油粕とコーヒーかすをボトルに入れ、水を加えて発酵させます。
2週間以上発酵させたものを使用します。
使う際は、
- 上澄み液を取り出し
- 水で およそ500倍 に希釈
- 2~3週間に1回 程度施肥
という形で使っています。
水の選び方について
水道水をそのまま使うと、塩素によって微生物がダメージを受けると考えています。
そのため、以下の水を使うようにしています。
- 風呂の残り湯
- 雨水
風呂の残り湯は、電動ポンプを使って窓からホースで汲み上げ、バケツやボトルに入れています。
雨水は、直接バケツで受けたり、サンルームの樋から流れ出るものを溜めて使っています。
雨の多い時期は、水やり自体に水道水を使わないことも多いです。
夏場は水量が足りないため、水道水をホースで散水しています。
残ったかすの使い道
上澄み液を使い切ったあとの残りかすは、追肥として土に混ぜています。
ただし、発酵が進んでいるとはいえ、一度に大量に施すと過剰になる恐れがあります。
そのため、
- 1回 20cc程度
- マルチの肩あたりに
- 移植ごてで少量ずつ
という形で施肥しています。
冬場は、茎ブロッコリーや葉物野菜に使うことが多いです。
クズ芋を使った液肥
液肥としては、ヤマイモやジャガイモの大きくならなかったクズ芋を使うこともあります。
- クズ芋
- 水
- ヨーグルト
をキャンプ用のポリタンクに入れ、1年ほど発酵させて使用します。
これは雑誌の液肥特集の記事を見て試した方法です。
油粕液肥との厳密な比較はしていませんが、少なくとも生育が悪くなったことはありません。
残渣が大量に出たときに作ることが多い液肥です。
発酵方法と匂いについて
いずれの液肥も、匂いが非常に強いため、
- 容器の栓をしっかり閉め
- 空気を入れない
- 嫌気発酵
で作っています。
鶏糞を加えると、より肥料効果が高まりそうですが、
匂いがさらに強くなると考えられるため、私は入れていません。
場所によって使い分ける液肥
歩道沿いのプランターは人通りがあるため、
市販の化学液肥を薄めて使うこともあります。
液肥は葉からも吸収されるため、夏場であれば葉面散布も有効かもしれません。
ただし、私は液肥を主に冬場に使うため、極力土に直接施すようにしています。
- マルチに小さな穴を空ける
- マルチの端を持ち上げ、畝の肩から散水する
といった方法で施肥しています。
コンポスター由来の液肥について
嫌気性発酵用のコンポスターには、下部に蛇口が付いており、
そこから液肥を採取できる構造のものがあります。
効果がありそうではありますが、私はまだ使用したことがありません。

